☆食中毒対策
:: 健康(ヘルシー) ::
蒸し暑い梅雨の季節、深刻な食中毒の原因ともなる細菌が増え始めます。日本では毎年2万人~4万人が食中毒になっているという統計もでています。
■食中毒とは
・細菌や化学物質、自然毒、ウイルスなどに汚染された食品を食べることにより起きる健康被害のことで、多くの場合腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状を起こします。
・特に夏場かかりやすいのが、細菌による食中毒で、中でも動物の腸管内などに生息するサルモネラ属菌やカンピロバクター、海に生息する腸炎ビブリオ、人の皮膚や傷口に生息する黄色ブドウ球菌による食中毒が多いです。
・サルモネラ属菌、カンピロバクター、腸炎ビブリオは主に生の食肉や魚介を食べることで感染することが多く、その食材から手や調理器具を介しての二次汚染にも要注意です。
・黄色ブドウ球菌は主に菌の付いた手で調理したものを食べることによって感染します。
・それぞれの菌によって潜伏時間や症状が異なるのも大きな特徴です。
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本日のスタジオ風景
■発生件数が多い原因菌と症状の特徴
・腸炎ビブリオ…主な原因食品は生の魚介類で、食べてから2時間から24時間の間に激しい腹痛、下痢などが起こります。
・サルモネラ属菌…主な原因食品は肉類やニワトリの卵で、食べてから4時間から2日の間に下痢、38℃以上の発熱などの症状が出ます。
・カンピロバクター…主な原因食品は加熱が不十分な鶏肉や生の牛レバーなどで、食べてから1日から7日後に下痢、腹痛、発熱などの症状が出ます。
・黄色ブドウ球菌…主な原因食品は素手で調理したおにぎり、生菓子などで、食べてから1時間から5時間後に激しい吐き気、嘔吐が起こります。
■食中毒の予防/原因菌を“つけない、増やさない、やっつける”
・“つけない”…調理の前や生ものを触った後などは石鹸で手(爪の中も)を洗って二次汚染を防ぐようにしましょう。まな板は野菜用と生の肉や魚用に分けて使うと二次汚染防止になります。
・“増やさない”…生の食材は買った後なるべく早めに冷蔵庫に入れるようにしましょう。また冷蔵庫は詰めすぎると冷気の循環が悪くなるので、7割程度の容量に抑えるようにしましょう。(冷蔵庫内は常に10度以下になるよう気をつけましょう。)
・“やっつける”…洗った調理器具やふきんはさらに熱湯や漂白剤で殺菌消毒すると万全です。お肉の調理は表面だけでなく、中まで火を通すように心がけましょう。
■食中毒にかかってしまった時の応急処置
・下痢や嘔吐による脱水症状を防ぐために、水分補給を心がけましょう。(冷たい水は腸を刺激するので避け、常温のお水やお茶などにします。)
・吐いた物が気管支に詰まるのを防ぐため、横向きに寝かせて吐きやすいようにしましょう。
・食中毒かなと思ったらすぐに内科、お子さんの場合は小児科に行って診察を受けましょう。
本日のポイント
☆夏場多い食中毒はサルモネラ菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌による。
☆生の食肉、卵、魚介類、素手で調理された食品には要注意。
☆食中毒予防3原則“つけない、増やさない、やっつける”を心がける。
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ロビーにて
<<健康チャンネル 2009年6月11日 放送分>>
